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	<title>電卓技術教科書〈基礎編〉 - 版の履歴</title>
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		<title>2024年6月2日 (日) 02:59にWebmasterによる</title>
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		<updated>2024-06-02T02:59:26Z</updated>

		<summary type="html">&lt;p&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;b&gt;新規ページ&lt;/b&gt;&lt;/p&gt;&lt;div&gt;{{Pathnav|メインページ|RPN電卓|所有する電卓に関する書籍|frame=1}}&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ラジオ技術社が「ラジオ技術全書 第021巻」として出版した、日本語では唯一無二&amp;lt;ref name=&amp;quot;lang&amp;quot; /&amp;gt;の、電卓に関する技術の詳細が掲載された書籍。本書は〈基礎編〉として、シャープ株式会社製&amp;lt;ref name=&amp;quot;sharp&amp;quot; /&amp;gt;の四則演算のみの電卓のついて、基礎となる理論・入出力・演算と制御の詳細が、当時最新機種であったSHARP CS-12Dの論理回路図付きで掲載されている。なぜCS-12Dの論理回路図が開陳されているかといえば、本書は[https://en.wikipedia.org/wiki/Tadashi_Sasaki_(engineer) ロケット・ササキ]ことシャープ株式会社専務(当時)の[https://ja.wikipedia.org/wiki/佐々木正 佐々木正]氏が監修し、各章の執筆者がシャープのエンジニアだからである。よって、掲載されている内容のうち電卓への実装(入出力・演算と制御)や手法は、あくまでシャープが開発・設計した製品での流儀であり、当時のライバル企業であったカシオ計算機やキヤノンカメラ(現キヤノン)の電卓でも同じであったかは定かではないどころか、同じである保証はどこにも無い&amp;lt;ref name=&amp;quot;rival&amp;quot; /&amp;gt;。なにしろ驚くべきことに、少なくとも当時のシャープ製電卓は[[HP製RPN電卓の特長|BCDで演算]]するよう実装されていることが明記されている。だが、ライバル企業を含む他社でもBCDを採用していたとはとても思えず、少なくとも[[Casio CASIO-MINI CM-605|CASIO-MINI CM-605]]や[[Casio fx-10|fx-10]]の実機で演算する様子を確認する限り、当時のカシオ計算機ではBCDを採用していないと思われる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
初版発行が昭和46年(1971年)8月15日なので、記法は加算器方式である。管理人が入手したのは昭和50年(1975年)5月25日の6版1刷だが、この年は管理人の生年でもある。[[RPN電卓/序説|序説]]に記載した通り、この2年前には既に大半の電卓が中置記法へ移行しているため、厳密にはキーイン時の挙動が若干異なるとは思うが、マイクロプロセッサとソフトウェアの組合せ([https://en.wikipedia.org/wiki/Microcode マイクロプログラム方式])を使用せず、論理回路([https://en.wikipedia.org/wiki/Random_logic ワイヤードロジック])のみで演算回路を構成し四則演算を実行するシャープ製電卓の動作は同じと考えて良いと思われる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
記載内容は非常に緻密である。[https://en.wikipedia.org/wiki/Clock_signal クロックパルス]を基準として[https://en.wikipedia.org/wiki/Flip-flop_(electronics) フリップフロップ]のフローチャートを交えながら論理回路だけでBCDによる算術演算する過程が懇切丁寧に説明されており、極めて興味深い。なにしろ実機であるCS-12Dの挙動をそのまま追えるという素晴しさは何物にも代え難い。現在出版されているコンピュータアーキテクチャやALUやCPUに関する書籍より演算過程を理解しやすいため復刊が要望されているものの、監修した佐々木氏が物故されたことで著作権処理に問題があるからか、昨今の高専や大学での教育課程における授業の詰まり具合を考えると本書の売り上げの見込みが立たないからか、実現していない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
今ではまったく見聞きしないが、本書では電卓の大きさで呼称を分けている。机上設置型は「卓上式(Desk Top)」と定義され「電卓」だが、可搬型は「掌上式(&amp;#039;&amp;#039;&amp;#039;Hand Top&amp;#039;&amp;#039;&amp;#039;)」と定義され「電&amp;#039;&amp;#039;&amp;#039;掌&amp;#039;&amp;#039;&amp;#039;」だそうだ。言うまでもなく&amp;lt;ruby&amp;gt;&amp;lt;rb&amp;gt;掌&amp;lt;/rb&amp;gt;&amp;lt;rt&amp;gt;てのひら&amp;lt;/rt&amp;gt;&amp;lt;/ruby&amp;gt;は英語でpalmと表記するのが一般的&amp;lt;ref name=&amp;quot;palmtop&amp;quot; /&amp;gt;なので、Hand Topという英熟語は[https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/spellcheck/english/?q=hand+top OEDに掲載されてない]うえ、ルビが振られてないため読みは不明&amp;lt;ref name=&amp;quot;kana&amp;quot; /&amp;gt;である。恐らくシャープが独自に考案した語彙だろうが、この使い分けは人口に膾炙せず、どちらも「電卓」と呼ばれているのはご存知の通りだ。翌1972年8月に可搬型である[[Casio CASIO-MINI CM-605|カシオミニ]]が爆発的に売れて急速に一般家庭へ普及したことも一因だろう。ちなみにカシオは[[Casio CASIO-MINI CM-605|カシオミニ]]に関する自社のパンフレットで、一貫して「パーソナル電子計算機」と表記しており、『電卓』という単語を意地でも出さない方針だったように見受けられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
なお、本書は日本の電卓マニア界隈では非常に有名であり、そこここで紹介されているものの、古本として市場に出回る数が非常に少ないためか、出物があっても速攻で消え、しかも異常な高値で攫まされることになる。管理人も、新品同然の[[HP-41CX]]をeBayで1台買うのと同じぐらいの価格で購入するに至った。少なくとも[[HP-28S]]や[[HP-48SX]]を購入するより高価であることを覚悟したほうが良い。ただ、記載されている内容と、それを読む価値は、この価格以上のものがあると断言できる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
佐々木正 監修。1975年5月25日6版1刷発行。ラジオ技術社刊。356ページ。無線綴じ並製本。定価1,600円。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
==脚注==&lt;br /&gt;
&amp;lt;references&amp;gt;&lt;br /&gt;
&amp;lt;ref name=&amp;quot;sharp&amp;quot;&amp;gt;早川電機工業株式会社からシャープ株式会社へ社名を変更したのは、本書を発刊した前年の1970年元日である。&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&amp;lt;ref name=&amp;quot;lang&amp;quot;&amp;gt;「では日本語以外の他言語で類似する書籍が存在するのか？」と問われるが、詳細は確認できていないものの、恐らく無いと思われる。この年代に電卓を製造していた主要国は日本なので、海外ではこの種の書籍に需要が無いからだ。翻って、当時の日本は、電卓の海外輸出が本格化し始めた時期でもあり、この種の書籍に需要があったことは確実だ。日本の電卓の年間輸出台数が1,000万台を超えたのは1974年、最盛期は10年後の1984年で6,600万台超が輸出されている。&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&amp;lt;ref name=&amp;quot;rival&amp;quot;&amp;gt;カシオ計算機やキヤノンカメラのワイヤードロジック電卓でも同じ動作であることを断定できる資料が無いからだ。特にカシオは[https://www.casio.co.jp/company/brothers/story03/ リレー式計算機]に端を発するため、演算ロジックからして異なっている可能性がある。&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&amp;lt;ref name=&amp;quot;palmtop&amp;quot;&amp;gt;かつて膝(lap)上に置けるという意味で[https://en.wikipedia.org/wiki/Laptop Laptop]と呼ばれていたPCより小型なコンピュータは[https://en.wikipedia.org/wiki/Palmtop_PC Palmtop]と呼ばれており、アメリカ合衆国第44代大統領であった[https://en.wikipedia.org/wiki/Barack_Obama バラク・オバマ]が廃人になるほど愛用していた[https://en.wikipedia.org/wiki/BlackBerry BlackBerry]は特に有名だが、スマートフォンの登場で急速に姿を消した。&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&amp;lt;ref name=&amp;quot;kana&amp;quot;&amp;gt;掌上は[https://kotobank.jp/word/掌上-531986 ショウジョウと読む]ので「デン&amp;#039;&amp;#039;&amp;#039;ショウ&amp;#039;&amp;#039;&amp;#039;」と読むと思われる&amp;lt;/ref&amp;gt;&lt;br /&gt;
&amp;lt;/references&amp;gt;&lt;/div&gt;</summary>
		<author><name>Webmaster</name></author>
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