Port-X-Tender

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サードパーティであるAME DESIGNが1982年に発売したHP-41シリーズ用の拡張スロットを更に3口拡張するハードウェア。Port-X-Tenderに装着したモジュールはディップスイッチで認識可否を設定する。これを噛ますことで、HP 82143AHP 82242Aでプリンタと接続しているときでも、拡張モジュールを4個以上使用できる。

マニュアルでは「HP-41シリーズの3番スロットに装着する」ことを意図して設計していると謳われているが、どこに挿しても良い。前年に発売された同人モジュールであるPPC ROMと組み合せて使用する際の注意が詳細に書かれている。PCが一般市民の手に入るほど低価格ではなかった当時、骨の随までHP-41シリーズを使い倒すべく、ハックを伴う同人活動が広く深く力強かったかを示す周辺機器でもある。