HP 82240A/HP 82240B

提供:Memorandum

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HP製電卓用赤外線接続式サーマルプリンタ。純正感熱ロール紙(HP 82175A)に演算過程や結果、グラフを印刷する。管理人が複数在庫・使用しているのはHP 82240Bのみ。

電池は単3形×4本。純正ACアダプタ(HP F1011A)でも給電可能[1]。管理人所有の本体で対応するのはHP-41CX/HP-42S/HP-48SX/HP-48GX/HP-50gの5機種。HP-41CX以外の4機種は赤外線インタフェースを内蔵しているが、HP-41CXは4口ある拡張スロットのいずれかにHP-41シリーズ用赤外線インタフェースモジュール(HP 82242A)を装着する必要がある。

型名末尾のAとBの差は「電源LEDが『緑』か『赤』か」「電池のみで使用時、10分間動作しないと電源が切れる“低電力モード”が『無い』か『有る』か」「キャラクタのサブセット(ECMA-94 (ISO-8859) Latin 1)が『印刷できない』か『印刷できる』か」の3点。HP-41CX/HP-42Sと使用する時は差が無い。HP-48SX/HP-48GX/HP-50gと使用する時は追加されたサブセットキャラクタを明示的に印刷させるときのみ影響し、サブセットキャラクタを使わないときは差が無い。

HP 82175Aは既に製造停止となっているものの、〝幅2インチ¼=57.15mm〟〝直径45mm〟を満たす市販の感熱ロール紙であれば転用できる。管理人が調べる限り、三栄電機製プリンタSM1-21の専用補充品であるP-57-45Aが、幅はまったく同じ、直径はほぼ同じなので、使用している。

脚注

  1. 純正ACアダプタでなくとも、〝⌀2.1mmプラグ〟〝センターマイナス極性〟〝出力電圧DC12V〟〝出力電流0.75A以上〟の規格を満たすACアダプタであれば何でも良い。通常見掛けないセンターマイナス極性であることに注意。市販の汎用ACアダプタは概ねセンタープラスのみなので、極性変換ケーブルを購入もしくは自作する必要がある。